直源について 直源(なおげん)醤油-石川県の金沢大野醤油製造販売会社

直源のあゆみ

元和年間
(1615〜1623)
加賀藩の命によりこの地の町人直江屋伊兵衛が紀州(和歌山)から醸造技術を持ち帰り、醤油造りを始める ~大野醤油のはじまり

文政8年
(1825)
初代 直江屋源兵衛が創業
(商号 直江屋源兵衛)
醤油醸造を始める以前から廻船問屋を営み、持船数艘は遠く樺太・北海道等へ商路を広げた

弘化・嘉永年間
(1844〜1853)
この頃金沢の人口が江戸・大阪・京都に次いで多くなり、大野の醤油醸造業者も60軒を超える(譲石数36,000余石)
(この頃から明治にかけて、二代目 直江屋源兵衛、三代目 直江屋源兵衛の時代)

明治5年
直源商店と改称

明治10年
大野の醤油醸造業者10軒に減少

大正4年
年間の諸味査高2,000石 (四代目 直江屋源太郎の時代)
大野の醤油醸造業者36軒を超える(譲石数12,000余石)

昭和元年
直源醤油醸造所と改称

昭和27年
組織変更 直源醤油株式会社となる
五代目 直江源一郎が社長に就任
商標を現行の「分銅形」に改める

昭和33年9月
六代目 直江茂次が社長に就任

昭和40年
富山市平吹町に富山出張所を設立

昭和44年
大野醤油醸造協業組合設立
翌45年工場完成

昭和45年
福井・彦根(滋賀県)出張所設立
(丸庄・八景ブランド取得)

昭和53年
「直っぺ醤油」1Lペットボトル発売

昭和59年
めんつゆ類の製造・販売開始

昭和60年
彦根出張所を福井出張所に統合
(福井営業所に名称変更)
富山出張所も富山営業所に名称変更

昭和62年
ストレートタイプのめんつゆ「このまんまつゆ」新発売

平成元年
七代目 直江茂行が社長に就任

平成3年
富山市赤田に富山営業所を移転・新設

平成5年
福井営業所を本社に統合

平成12年3月
新工場竣工(HACCP対応工場)

平成14年7月
工場敷地内の蔵を改装し、「醤油処直江屋源兵衛」をオープン

平成18年
富山営業所を本社に統合

平成22年10月
大野町にて第4回全国醤油サミット開催

平成25年3月
八代目 直江潤一郎が社長に就任

醤油づくりの流れ

蒸した大豆、炒り砕いた小麦に「種麹」を加えて「麹」をつくり、塩を溶いた霊峰白山の伏流水を仕入水に用いて長期間発酵熟成させます。人間の目には見えない不思議な時間がゆっくりと過ぎ、おいしさが引き出されて行きます。

原材料

大豆・小麦を洗浄し水にひたします。

麹づくり

蒸した大豆と炒った小麦を混ぜて種麹を加えます。

※麹をつくるための大切な菌のことです。

仕込み

麹に食塩水を加えます。

良質の水と塩で旨味もアップ。
麹に食塩水を加えたものが諸味(もろみ)です。

発酵・熟成

6ヶ月以上

麹菌の力で旨味を引き出していきます。

圧搾(3日間)

1日目 もろみの重さで
2日目 圧搾機(圧力低め)
3日目 圧搾機(圧力高め)

しょうゆかすは飼料などに利用します。

火入れ検査

味を調整した後、一定温度まで加熱して殺菌。
酵素の動きをとめ、安定させます。
色や香りをととのえます。

お醤油らしい香りが生まれます!!

充塡完成

鮮やかな色、芳醇な香り、
まろやかな味の三拍子揃ったお醤油を
お届けします。

醤油樽

4斗、1斗、一升の樽があり廻船問屋を兼業していた海運時代の江戸、明治期は遠く樺太、北海道へも運びました。

前掛け

直源醤油株式会社〒920-0331 石川県金沢市大野町1-53 TEL 076-268-1113 FAX 076-267-4446

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